| 施工地域 | 愛知県名古屋市東区 |
|---|---|
| 施工種別 | 戸建て住宅 |
| 工期 | 工期は1日〜2日程度 |
| 施工内容 | 玄関土間コンクリートのひび割れ補修工事 |
玄関土間のクラックを補修して清潔で美しい空間へ
名古屋市東区のN様より、
「玄関の床に細かいひび割れが目立つようになり、見た目も気になる」
とのご相談をいただきました。
調査の結果、玄関土間の表面には乾燥収縮による細かな放射状クラックが複数発生しており、一部には汚れの浸透も確認されました。
構造的な問題はないものの、放置すれば汚れや湿気の侵入で劣化が進む恐れがあるため、低圧樹脂注入と表面仕上げ補修を実施しました。
施工前の様子
コンクリート表面には0.2mm前後の細いクラックが複数確認されました。



中央部から放射状に伸びるひび割れが交差しており、見た目の印象を損なう状態でした。


また、部分的に黒ずみや汚れの沈着が見られ、美観の低下が目立っていました。
施工中の様子
◎下地処理・清掃
まずスクレーパーを使用し、クラック内部や周囲の汚れ、脆弱部を丁寧に除去。健全なコンクリート面を露出させ、樹脂の密着性を高めます。
◎養生・穿孔
クラックラインに沿ってマスキングを行い、一定間隔でドリル穿孔。後の樹脂注入が均一になるよう、流動経路を計算して作業を進めます。

◎低圧エポキシ樹脂注入
専用の注入ポンプを用いて、クラック内部にエポキシ樹脂を低圧で充填。

内部の空隙を完全に埋め、ひび割れの進行を防止します。

注入後は硬化を待ち、余剰樹脂を除去しました。

◎研磨・表面調整
樹脂硬化後、表面をサンドペーパーで研磨し段差を解消。

補修跡が目立たないよう丁寧に仕上げました。

施工後の様子
補修後の玄関土間は、ひび割れ跡がほとんどわからない滑らかな表面に整えられました。

色調の統一も取れており、もともとのコンクリートの質感を損なわない自然な仕上がりです。



また、表面に防塵仕上げを施しているため、汚れが付きにくく、日常の掃除もしやすい状態に。


施工前に比べ、清潔感と耐久性の両面が大幅に向上しました。
お客様の声
「どこにひびがあったのかわからないほど綺麗になりました。玄関は人の出入りが多い場所なので、安心して使えるようになって嬉しいです。」
施工のポイント
✅ 下地清掃と樹脂注入で内部からしっかり補修
✅ クラックパターンに応じた穿孔・注入計画で精密な施工
✅ 表面研磨と防塵仕上げで自然な質感を再現
✅ 見た目だけでなく防水・耐久性能を改善
担当スタッフより
玄関土間は外気や湿度差の影響を受けやすく、乾燥クラックが起きやすい部分です。
今回の現場では、樹脂注入による内部補修と、研磨仕上げによる表面調整を組み合わせることで、強度と美観の両立を図りました。
特に玄関はお客様を迎える空間。細かなクラックも放置せず、早めの補修が建物全体の長寿命化につながります。
名古屋市東区や愛知県内で、コンクリート床・玄関・土間のひび割れが気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。







