| 施工地域 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 施工種別 | ・バリアフリー外構工事 ・段差解消スロープ造成工事 ・手摺設置工事 |
| 工期 | 2〜5日程度 |
| 施工内容 | ・既存通路まわりの確認 ・段差解消スロープ造成 ・コンクリート打設 ・手摺設置 ・既存設備との取り合い調整 ・通行導線の安全確認 |
| 担当者からのコメント | 今回は、既存通路・雨水桝・既設手摺などをすべて作り替えるのではなく、活かせる条件を残しながら、通行しやすい動線へ整えることを重視しました。官公庁施設のため利用者の動線確保にも配慮し、加工は必要最小限に抑えながら、勾配・手摺位置・通路幅の納まりを確認して施工しています。 |
施工内容|税務署の通行導線を見直し、段差のないスロープへ改善
愛知県名古屋市の税務署にて、バリアフリー外構工事として、段差解消スロープ造成工事と手摺設置工事を行いました。
今回のご相談は、
施設利用者の動線改善がきっかけでした。
繁忙期になると建物間の移動や受付までの流れが混雑し、公道側へ人の列が伸びてしまうことがあったとのことです。
また、既存通路には段差があり、車椅子を利用される方や足元に不安のある方にとっては、移動しづらい状態でした。
そこで、既存フェンスで区切られていた箇所を通路として使えるようにし、段差を解消するスロープを造成する計画となりました。
通行導線が限られ、混雑時に人の流れが滞りやすい
段差があり、車椅子利用者や来署者が移動しづらい
官公庁施設では、幅広い年齢層の方が利用されます。
歩き慣れている職員の方にとっては小さな段差でも、初めて来られる方や車椅子を利用される方にとっては、移動のしづらさにつながることがあります。
今回の工事では、単にコンクリートを打って通路を作るのではなく、既存の手摺・コンクリート・雨水桝・通路幅を確認しながら、利用者が自然に移動できる導線へ整えることを重視しました。
施工前の様子|課題(段差と通行導線の制限がある状態)
施工前は、建物まわりに既存コンクリート土間や階段、手摺、雨水桝などがあり、限られた範囲の中で通行導線を見直す必要がありました。
既存の外構をすべて撤去して作り直す方法もありますが、施設利用を続けながらの施工では、使えるものを活かし、必要な部分だけを改善する判断が重要になります。
特に今回のような段差解消工事では、スロープの勾配、手摺位置、通路幅、排水への影響を同時に確認する必要があります。どれか一つだけを優先すると、通りやすさや使いやすさに影響が出るため、既存条件との取り合いを丁寧に整理しました。
- 段差があり、車椅子での移動に配慮が必要
- 既存フェンスや通路条件により、動線が限定されていた
- 雨水桝・既存コンクリート・手摺との取り合い調整が必要
- 施設利用を止めずに、安全な通行導線を確保する必要がある
こうした現場では、完成後の見た目だけでなく、実際に人が通ったときに無理がないかが大切です。
歩行者の流れ、車椅子での進入方向、既存階段との位置関係を確認しながら、自然に使えるスロープ形状を検討しました。
施工中の様子|既存設備を避けながら、通行しやすいスロープ形状へ調整
施工中は、既存通路の段差や周辺設備の位置を確認しながら、スロープ部分の下地調整を行いました。
今回の現場では、道路側に近い位置での作業となるため、歩行者や施設利用者への安全配慮が欠かせません。カラーコーンやバーで作業範囲を明確にし、通行できる範囲と施工中の範囲を分けながら進めています。
また、既存の雨水桝や排水設備への影響が出ないよう、スロープの高さや勾配を調整しました。
段差をなくすためにコンクリートを増やすだけでは、水の流れが変わってしまうことがあります。そのため、既存条件を活かしながら、排水性と通行性の両方に配慮して施工しています。

スロープ工事では、勾配が急すぎると使いづらく、逆に緩くしようとすると必要な距離が長くなります。
今回は限られた外構スペースの中で、既存手摺や既存コンクリートを活かしながら、無理のない納まりになるよう調整しました。
加工は必要最小限に抑えつつ、段差解消としての機能を確保することが施工上の重要なポイントでした。
施工後の様子|段差を解消し、車椅子でも移動しやすい通路へ改善
施工後は、既存通路の段差が解消され、建物間を移動しやすいスロープが完成しました。
手摺も設置されているため、歩行時に身体を支えながら移動しやすい環境になっています。
コンクリートの仕上げ面も均一に整え、通行時に足元の違和感が出にくいようにしています。段差解消スロープは、見た目の変化以上に、日常の移動しやすさに直結する工事です。

今回の改善により、繁忙期に人の流れが集中しやすい場面でも、通行導線を分散しやすくなりました。
公道側に人が滞留しにくくなり、施設利用者にとっても移動しやすい外構へ整っています。
また、車椅子を利用される方にとって、段差がない通路が確保されることは大きな安心感につながります。
既存施設を活かしながら、必要な部分を的確に改修することで、より使いやすい住環境・施設環境へ改善できました。
✔ 段差のない通行導線が確保された
✔ 車椅子でも移動しやすい外構へ改善された
✔ 混雑時の人の流れを整理しやすくなった
✔ 手摺設置により歩行時の安心感が高まった
施工のポイント|既存条件活用・加工最小限・納まり重視
✔ 今回の施工で重視したポイント
- 既存コンクリート・雨水桝・手摺などを活かしながら施工する
- 段差解消と通行しやすさを両立するスロープ勾配へ調整する
- 施設利用者の安全導線を確保しながら工事範囲を管理する
- 加工を必要最小限に抑え、既存外構と違和感のない納まりに整える
バリアフリー外構工事では、単にスロープを作ればよいわけではありません。
既存設備との取り合い、歩行時の使いやすさ、車椅子での通行性、雨水の流れなどを総合的に確認する必要があります。
今回は、既存施設を活かしながら必要な箇所を改修し、施設利用者がより移動しやすい外構へ整えることを重視しました。
担当スタッフより
官公庁施設の外構工事では、利用者の方がいる中で安全に進めることが重要です。
回も、歩行者の動線や施設出入口まわりの状況を確認しながら、工事範囲を明確にして施工を行いました。
段差は、普段通り慣れている方には気にならなくても、車椅子利用者やご高齢の方、初めて訪れる方にとっては大きな負担になります。
スロープと手摺を整えることで、移動時の不安を減らし、誰もが使いやすい通路へ近づけることができます。
「今ある施設を活かしながら、もっと使いやすくしたい」
そうしたご相談にも、現地条件を確認しながら無理のない方法をご提案しています。
こんなお悩みに対応
✔ 段差をなくして通行しやすくしたい
✔ 車椅子でも移動しやすい外構にしたい
✔ 既存設備を活かしてスロープを作りたい
✔ 施設利用者の導線を改善したい
✔ 手摺を設置して歩行時の安心感を高めたい
ご相談の多いご質問
Q. 既存の段差をスロープに変更できますか?
A. はい、可能です。既存コンクリートや排水設備との取り合いを確認しながら、通行しやすい形状をご提案します。
Q. 手摺も一緒に設置できますか?
A. はい。スロープの勾配や通行幅に合わせて、歩行時に使いやすい位置へ手摺を設置できます。
Q. 施設を利用しながら工事できますか?
A. 現場条件によりますが、通行範囲を確保しながら工事範囲を分けて対応できる場合があります。
Q. 雨水桝や既存設備があっても施工できますか?
A. 既存設備の位置を確認し、排水への影響が出ないように調整しながら施工します。
Q. 車椅子でも通りやすいスロープにできますか?
A. はい。現地のスペースや高さ関係を確認し、無理のない勾配と通行幅を考慮して施工します。
対応エリア・ご案内

当店では、愛知県名古屋市を中心に、外構工事・段差解消スロープ工事・手摺設置工事など、住環境や施設環境を整える工事に対応しております。
「既存の段差をなくしたい」「車椅子でも通りやすくしたい」
そんなご相談も、現地の状況や既存構造物との取り合いを確認しながら、無理のない方法をご提案します。
お気軽にご相談ください。






